「小山町観光協会」 はこちらから。(別窓)
小山町は、古くから金太郎誕生の地と言われ、熊と相撲をとった金時山や大鯉をつかまえたといわれる沼子の池など数多くのゆかりの場所が残っています。童謡『金太郎』や、赤い腹掛けでおなじみの金太郎とはどんな子供だったのでしょう。 足柄山で生まれた金太郎は、赤い体をした大変 力の強いたくましい子供でした。 いつも大きなまさかりを肩に、けものや魚、鳥などを 仲間として山中を裸でかけまわって遊んでいました。相撲を取って熊を投げ飛ばしたり、暴れんぼうの大 鯉を捕まえたり、金太郎は山でも大将でした。
けれども金太郎は決して威張らず、いつも動物たちをかわいがりました。お弁当は山の仲間に分けてやり谷を渡れない動物のために木を倒して橋をかけてやりました。力とともに知恵と勇気をもった正義の味方だったのです。やがて成長した金太郎は都に上り、鬼や盗賊を退治した有名な武士になったのです。金太郎は鎌倉時代の説話集に源頼光の四天王の一人として公時(きんとき)という名で登場し、大江山で酒呑童子を退治します。金太郎はこの坂田金太郎の少年時代の話であり、英雄おいたち伝説といってよいでしょう。